終焉

本日の記事は全てフィクションです。

未成年の飲酒喫煙は法律で禁止されています。



三日連続で泥酔して覚えのないあざと根性焼きが点在する四肢を見て、ああ、久しぶりに精神科に行こうと思った。

なんというか人生も人間関係も完璧に破綻してしまった私は常に憂鬱で、正気でいることが苦痛で堪らなかった。

酒とタバコと時々ブロンで自分を誤魔化して、現実から必死に目を背けてどうにか生を繋いでいた。

いや、全くの未遂に終わったと言え入水自殺を計画し足の裏が血塗れになったあたりから多分全部終わっていたのだろう。


ここ2週間くらいで、私の人生は速度を増し終焉に走り向かっている。

むちゃくちゃな酔い方をしてゲラゲラ笑って、毎日馬鹿みたいな量のタバコを吸っていたらなんとなく体も壊れてきた。

父が吸っていたという理由だけでアメスピをぷかぷかふかして、深呼吸した時に肺から父の匂いがすることに安心する毎日だ。

寂しくて堪らないから、たばこでいいから繋げておく。ファザコンなので。


自分を壊している時が、一番楽しいし気持ちいい。

リストカットとかODより余程省エネで自壊できるという事に気がついてから、私は絵に描いたようなアルカス・ヤニカスになってしまった。


と、いうようなことをカウンセラーに吐いてみたところ計7枚くらいのテストを受けさせられて昔よりも薬を多く出された。


抗うつ剤2種類と、なんかよく分かんない漢方と、あとよく分かんないけど胃腸に効くやつだ。胃腸はそんなに壊していないのでよく分からないけれども、まあなにかしらの効能があるのだろう。


学校に行きたくない。

不仲とか勉強が嫌とかでなく、単に人間生活を営むのがかなり難しい。

人間に囲まれるの、どう考えても恐ろしいし。


とにかく最近は疲弊しきっている。

学校のトイレの一番奥の個室で蹲りながらフリック入力で気持ちの悪い文を連ねている。

うつなのかうつ状態なのか知らないけれどうつの人間に出す薬を処方されたのでとりあえず惰性で飲んでおく。

本当に、何事にも興味が湧かない。とりあえずお金は使いたい。ATMの残高がゴリゴリ削られていく時の足元のぐらつくような不安感が、結構好き。どうにかなってしまいたい。中途半端に残った正気を全部捨てられれば多分幾分か楽なのであろう。

キチガイで、ごめんなさい。